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家庭菜園 de 料理!:大葉(シソの葉)の大量消費②・・・大葉の効果と大葉味噌・ チキンのシソ&チーズはさみ焼きで最高の夏の夕食を!

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わが家の菜園の大葉(シソの葉)たち(再掲)

 

今日現在(9月4日(金))、特別警戒級の台風10号が九州に接近しているのは、周知のとおりです。

気象庁によると、台風10号の勢力は本日午後3時までに非常に強い台風に発達し、5日(土)には猛烈な台風に。5日午後3時の中心気圧は915ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速80メートルになるそうです。

暴風警戒域は中心から430㎞といわれていますから、今の進路のまま行っても関西圏まで影響ありそうですし、どスライスすれば関東にも近づくでしょう。

・・・私たちがいま学んでいることは、日常=非日常ということです。何があっても良いように、備えあれば憂いなしで、とくに危険が予測される西日本の皆さんは大過ないことを祈ります。

 

さて、ここのところわが菜園で唯一元気な野菜が大葉(シソの葉)であることは、私のこれまでのブログに書いてきたとおりです。

よって家庭菜園 de 料理!と新しいカテゴリーをせっかく思いついても、いまのわが家の菜園の野菜(食材)は大葉(シソの葉)しかありません。笑

しかしここは挫(くじ)けてはいけません。笑  わが家の貴重な大葉(シソの葉)をつかった料理にチャレンジしてみたいと思います。

(ちなみに大葉(シソの葉)の料理については、過去にも書いています。↓  あわせて読んでいただけたら嬉しいです。)

 

nanndemotanoshimo.info

 

1. 大葉(シソの葉)と食べる効果

大葉(シソの葉)は、ヒマラヤやビルマ、中国に自生する「ハーブ」だそうですね。私は知りませんでした。

日本には中国を経由して伝えられ、もともとは薬草として利用されていたそうですが、今では薬味や刺身のつまとして私たちがよく知る野菜になっています。

主には、βカロチン※や、ビタミンB、カルシウム、カリウム※といった栄養素を多く含んでいるそうです。

  • βカロチン・・・ニンジンやホウレンソウにたくさん含むと知られている栄養素ですが、体内でビタミンAに変換されて、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、視力の維持や、がんの予防、免疫力の強化、アンチエイジングなどの効果があるそうです(同量のにんじんと比べて1.5倍の含有量だそうです、ただしニンジンと同様の大葉の量ってどんだけー!ですけどね。笑)
  • カリウム・・・ミネラルの1つで、血圧降下や筋肉や心筋の動きを正常に維持、便秘への働きかけ、老廃物の排せつの手助けなどの効果があるそうです(腎機能障害の人は摂取量に要注意です)

また、香りに含まれるペリルアルデヒドには、防腐・殺菌効果があるとともに、胃の働きを促進し、食中毒の予防にもなるそうです。

要は身体にイイ! とくに暑い夏にイイ!!ということでしょう。

せっかくわが菜園で採れた身体にイイ! とくに夏にイイ!!野菜ですから、適量は守りながらですが、しっかりといただきたいと思います。

2. 大葉(シソの葉)を大量につかった最高の夏向き料理

今回も前回同様に150葉を消化して、2品作りたいと思います。 

大葉味噌を作る・・・A

実に簡単! 140葉をよく洗い、水けをとり、葉を横に千切り切りにします。

一方、別の器に、味噌(200g)、砂糖(大さじ3)、酒・みりん(各大さじ3)、醤油(大さじ1)をよく混ぜておきます。・・・X

フライパンにごま油を熱して、大葉を弱火で軽く炒めます。大葉がしんなりしてきたら、Xを加えて火を通します(煮込む感じです、お好みで5分程度)。

ハイ、できあがり!笑

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A:左から、大葉の千切り→たれ作り→炒めて味噌をからめる→煮込んでできあがり!

私は、with 焼きおにぎりが一番と思いますが、白飯にももちろんOK、・・・何でもありですね。笑 (味噌のたんぱく質と麹、たっぷりの大葉が身体を元気にします。)

 

チキン(鶏むね肉)のシソ&チーズのはさみ焼き(さっぱり和風)・・・B

これも簡単です。10葉をよく洗い、水けをとります。

鶏むね肉を横からスライスして開きます。上からラップして綿棒で軽くたたきます。

中に大葉とスライスチーズ(両方とも半分にカットします)を挟んで、爪楊枝で閉じて、塩・コショウをお好みの量ふります。

あとはフライパンに油を熱して、ニンニク(チューブでOK)の香りを油に移してから、じっくり焼くだけです。(焼き方は、私は皮目を下にして弱火で8分、裏返して弱火で5分蒸し焼きし、最後に白ワインをふって中火で各30秒ずつ焼きます。・・・私は美味い肉の焼き方は、弱火でゆっくり焼くのが一番と思っていますから。ジューシーに焼けます。笑)

あとは肉汁が落ち着くまでしばらく待って、食べやすい大きさにカットし、刺身とわさび醤油でいただきます。

(ポン酢でも何でもお好みでOK!)

(それでは味が物足りないという人は、最後に油を良くふき取ってから、お好みのソースを作ったらいいと思います。)

ハイ、できあがり!笑

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B:胸肉を開く→たたいてのばす→スライスチーズと大葉をはさみ塩コショウする→焼く!

これも美味いですぞ!!

どれも定番ですが、定番=歴史の風雪に耐え抜いたもの、ということだと思います。やはり暑い夏ならコレ!・・・ということではないでしょうか。

大葉(シソの葉)がハーブであること。また、大葉(シソの葉)に含まれるβカロチンや、ビタミンB、カルシウム、カリウムといった栄養素や香りに含まれるペリルアルデヒドなどの効果を考えながらいただくと、さらに健康効果は倍増すると思います。笑

 

さいごに、前回紹介した「シソ焼酎」と「大葉のファー ジャオ ラー ジャン(花椒辣醤)+醤油漬け」も写真だけ再掲しておきます。

 

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シソ焼酎(写真左)、花椒辣醤+醤油漬け(写真中央)、花椒辣醤(写真右)

これも元気がでますぞ!

なお「大葉のファー ジャオ ラー ジャン(花椒辣醤)+醤油漬け」については、読んでいただいた方から醤油+ラー油も美味しいですよ!とコメントいただきましたので、最近はそれにしています。・・・さっぱりして美味しいです。コメントありがとうございました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。